よくあるご質問

HIV/エイズについて

エイズとはどんな病気ですか?

人がHIVに感染すると徐々に免疫能が低下し、その結果さまざまな病気にかかってしまいます。そのような状態をエイズといいます。HIV感染症=エイズではありません。エイズと診断されるための指標疾患は23疾患あり、代表的なものにニューモシスチス肺炎、カンジダ症、サイトメガロウイルス感染症などがあります。

HIVとエイズについて

HIVに感染していますが、長生きできますか?

HIVに対する治療薬は目覚ましく進歩しており、HIV感染者でも長生きできるようになってきています。

HIV感染症の予後

北海道のHIV感染者はどれくらいですか?

北海道における2023年の1年間の新規HIV感染者・エイズ患者は43人でした。

北海道・日本・世界のHIV状況について

感染について

HIVはどのように感染しますか?

HIVの主な感染経路は、性行為による感染、血液を介した感染・母子感染の3つです。

HIVの感染経路

オーラルセックスでも感染することはあるのですか?

HIVを含んだ体液が口腔内の粘膜に触れることで粘膜から感染する可能性があります。オーラルセックスの時もコンドームなどで感染予防が必要です。

HIVの感染予防について

セーファーセックスとは何ですか?

お互いに病気をもらわない移さないための安全な性行為のことをセーファーセックスと言います。

HIVの感染予防について

検査・受診について

検査を受けたいのですが、いつ・どこに行けばよいですか?

正確な結果を得るためには感染の機会のあと、2か月たってから検査に行きましょう。道内の保健所や検査所では無料匿名で検査ができます。(検査方法によっては3か月たってからの場合もありますのでご確認ください)

検査について

検査結果は陰性と言われました。コンドームの使い方に少し不安はあったけど、きちんと予防できていたってことですよね?

結果が陰性でも過去の行為の安全性や、相手がHIV感染していないことを意味するわけではありませんので、きちんと予防できていたとは限りません。そのためにも確実な感染予防行動をとることが大切です。

検査について

検査結果は陽性と言われました。受診したいのですが、お金がなく医療費が支払えるか心配なのですが…?

医療費の負担を助けてくれる福祉制度がありますし、生活を助けてくれる福祉制度もあります。一緒に考えましょう。

医療費について

相談・カウンセリングについて

HIVのことって、どこに相談すればよいですか?

北海道内には、病院、保健所・保健センター、団体の相談窓口(主に電話相談)があります。どなたでもご利用いただけますが、ご相談の内容によっては、より的確なお答えができるよう別の相談窓口を紹介されることがあるかもしれませんのでご了承ください。
HIVについて気になることがあるときなど、相談窓口をご利用ください。

相談窓口のご案内

その他

HIVに感染した他の人はどんな生活をしているのですか?

基本的な生活は感染前とさほど変わりません。お仕事をしたり、旅行を楽しまれたりしています。

患者さんの日常生活

もしHIVに感染している場合、子供は産めますか?

妊娠、出産は可能ですが、相手の人や赤ちゃんが感染しないための予防策が必要です。

患者さんの日常生活