カウンセリングのご案内
〒060-8648 札幌市北区北14条西5丁目
代表 011-716-1161
HIV相談室直通 011-706-7025
http://www.huhp.hokudai.ac.jp/
カウンセリングとは?
“カウンセリング”と聞くとどのようなイメージが浮かぶでしょうか?
「話をする」「相談する」というイメージが浮かぶ場合もあれば、「よくわからない」かもしれません。
困ったことや迷いが生じたときの対処にはさまざまな方法がありますが、カウンセリングでは、カウンセラーがじっくりとお話をおうかがいし、ご本人の気持ちや考えを整理しながら、より納得できる解決方法や選択を一緒に考えていく役割を担います。
毎日の生活の中では、不快なこと、心地よいこと、気持ちを動かすさまざまなことに遭遇します。HIVに関連したこともあるでしょう。目立ったことではなくても、毎日の積み重ねによって大きな苦痛となる場合もあります。そのために考えごとが増えたり、イライラしたり、眠れなくなることもあるかもしれません。
安心して話ができる環境で自分の内側にある気持ちや考えを言葉にして外側に出す(表現する)ことによって気持ちや考えが整理されたり、今までとは違った視点でものごとを考えられたりするようになるかもしれません。また、自分自身の気持ちと向き合い自分自身をもっと知ることができれば、これからの生活で自分が持っている本来の力を十分に発揮できることでしょう。
気持ちや考えを整理する時間として、日常生活のふりかえりの時間として、あるいは不快な気持ちとのつき合い方、ストレスへの対処法を探る時間として、カウンセリングを利用していただくのもひとつの方法です。
カウンセリングはいつでも始めることができ、1回でやめることもできます。今すぐ必要なければ、カウンセリングのことをこころにそっと留めておいてください。利用しようかどうしようかと迷ったときには、一度カウンセラーと会ってみませんか?
北海道大学病院HIV相談室のカウンセリングのご利用について
当院に通院されている方やそのご家族・パートナーの方にご利用いただけます。
当院以外の病院に通院されている場合
病院内にいるカウンセラーを利用したり、派遣カウンセラーを利用できる場合があります。主治医や医療スタッフに、まずカウンセリングの希望を伝えてください。
利用方法
予約制です。ご希望の日時をご連絡ください。
当日の面談も可能な場合があります。相談室にお立ち寄りください。
時間や料金
1回の面談の目安は50分程度ですが、時間についても相談しながら決めていきます。
料金は無料です。
こんなときにご利用ください
気になっていること、今いちばん話したいと思うこと…こんなときにご利用ください。
例えば…
HIVに感染していることを知ってまもないとき
- これからどうしていったらいいのだろう…何をすればいいの?
お薬のこと
- 抗HIV薬の内服を始めるのを迷っている
- つい薬を飲むのを忘れてしまう
- 薬を飲みたくなくなるときがある
病状に変化があるとき
- 病気はこの先どうなるのだろう
日常生活のことなど
- 毎日の生活、仕事や学校でのできごとや変化
- セックスライフのこと
家族やパートナー、周囲の人との関係など
- 病気のことを伝えるかどうか迷っている
眠れない、不安などの気持ちについて
- ちょっとしたことでイライラする
- やる気がおきない
今後の生きかたについて
- 将来の目標がみつからない
- セクシュアリティのこと など