カウンセリングの活用について

カウンセラー(臨床心理士)の役割と活用の方法についてご案内します。

カウンセラー(臨床心理士)と患者さん

患者さんとともに:
病気とのつきあい方を患者さんご自身で見出せるようにサポートします。

  • 感染がわかった後の生活の中で、患者さんやその周囲の人々は様々な不安、迷い、葛藤に直面する可能性があります。 不安や落ち込み、不眠などの精神症状や、薬をきちんと飲めなくなる(服薬アドヒアランスの悪化)、定期的な通院が難しくなるなどの行動から、これまでとの違いに気づくこともあります。

  • カウンセラーは、患者さんとともに、HIV感染を巡るさまざまな出来事をどう受け止め、どのように対処していくかを考えながら、患者さんが人生を自分らしく生きていけるよう支援します。

医療スタッフとともに:
役割を分担することによって、よりよい医療・支援を提供することができます

  • 患者さんの気持ちを支えながら、診療をすすめることができます。

  • 患者さんの置かれた状況や気持ちについての理解を助けることができます。

  • その上で今後どんな取り組みが必要かを考える際に役立つ視点を、臨床心理学的な立場から提供できます。

  • 患者さんと医療スタッフがよりよい関係性を築くための支援を行います。

  • 患者さんの心理的ストレスが増大する前に対処法を考えることができます。

患者さんに、カウンセリングが利用できることを紹介してください

例えば、HIV陽性を伝えるとき、初診のとき、抗HIV薬の内服を始めるとき、こんなふうに勧めてみてください。

  • 「一度カウンセラーと会っておくといいですよ」

  • 「病気を含めた生活上のことも相談に乗ってくれます」

  • 「時間をかけてじっくり話を聞いてくれます」

医療スタッフからカウンセラー(臨床心理士)へのアクセス

院内(精神科や心理相談室など)に心理職が勤務している場合

まずコンタクトを取って、協力を打診してみてください。

院内に心理職が勤務していない場合

北海道大学病院HIV相談室へご連絡ください。
心理支援の方法について、派遣カウンセラー※や地域の心理職との協働も含め、一緒に検討していきます。
カウンセリング導入にあたっての準備についても一緒に検討することができます。

派遣カウンセラーとは?
HIV/AIDSについての研修を受けた守秘義務を有する心理社会的支援の専門家です。
医療機関等に派遣され、費用は無料です。

北海道大学病院HIV相談室 カウンセラー(臨床心理士)連絡先

受付時間 平日(月~金曜日)、9:00~16:00
電話番号 011-706-7025

北海道HIV派遣カウンセラー連絡先

受付時間 社会福祉法人はばたき福祉事業団北海道支部、平日(月~金曜日)、10:00~17:00
電話番号 011-551-4439

たとえばこんな時、患者さんだけでなく、ご家族、パートナー、医療スタッフにも利用していただけます。

患者さんへの支援

HIV検査時
(受検への不安や迷いがある、陽性結果に不安が高まっている場合など)

治療や抗HIV薬の内服への不安
(自己決定できない、内服の継続に問題が起きた場合など)

病状変化に伴う不安
(病状悪化を予期して不安になっている、病状の悪化、入院生活のストレスがある場合など)

生活や人間関係のこと
(職場・学校で問題が生じた、生活の変化・人生の転機を迎えた、周囲に病気を話すかどうか迷っている、
家族やパートナーとの間に問題が生じた、セックスライフについて困っている場合など)

今後の生き方について
(将来の目標がみつからない、自分らしく生きたい、セクシャリティについて、など)

精神状態について(不安や落ち込み、不眠など)

家族・パートナーへの支援

患者さんとの関係
(患者さんから病気を知らされて戸惑っている、患者さんとの関わり方、病気のことがよくわからない、家族やパートナーとの間に問題が生じた場合など)

医療スタッフとの協働

HIV検査時の対応(結果説明をどのように行うか検討したい場合など)

患者さんとスタッフとの関係調整

針刺し事故時やスタッフの疲労感、無力感が強まっている場合など

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